Oculus Go とUnityで、世界を歩いてみる
OculusGoを手に入れました。
— よねむら (@Ynmr_2) 2018年7月3日
「OculusGoとUnityで、FPS視点で歩き回りたい!!!」と思い立ち1日半くらい奮闘したので、忘れないようにここに残しておきます。
基本はこのページの、③GearVRコントローラーを使ってみるに基づいてます。
ビルド周りについては割愛します。
「Unity OculusGo ビルド」とかでggって下さい。
Oculus GoでUnity VRサンプルを動かしてみた - 趣味TECHオンライン | 趣味のモノづくりを応援するオンラインメディア
1.まず、アセットストアからVR Sampleをインポートします。
結構大きいファイルですが全部インポートします。
(将来的には、必要なものだけをピックアップしたい)
2018/7/17追記
Editor
Plugins
Readme.asset
Prefabs > Utils
Scripts > Common , Utils
VRStandard
ProjectSettings
Textures > GUI
Materials > GUI
のみのimportで行けるっぽい、余計なもの入れるとSwitch PlatformとかBuild重いものね
2.OculusUtilities.unitypackageをダウンロード、インポート
Oculus公式からSDKをダウンロード、解凍してインポートします。
Oculus Utilities for Unity | Developer Center | Oculus
3.OVRCameraRigを配置
MainCameraを削除します
(超重要、僕は削除を忘れていたコイツのせいで後々苦しめられました。さっさと削除しましょう。)
Assets>Oculus>VR>Prefabs>OVRCameraRig
を配置します。
4.VRCameraUIを配置
Assets>VRSampleScenes>Prefabs>Utils>MainCameraを一旦ヒエラルキーに配置。
MainCameraの下にあるVRCameraUIを、OVRCameraRigの下に配置します。
(親子関係が崩れちゃうけど大丈夫?的なのが出ます)
配置出来たらMainCameraは用済みなので削除。
5.OVRCameraRigに、スクリプトをアタッチする
- VREyeRaycaster.cs (Assets>VRStandardAssets>Scripts)
- VRInput.cs (Assets>VRStandardAssets>Scripts)
- Raticle.cs (Assets>VRSampleScenes>Scripts>Utils)
- GoControll2.cs
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Cameraが向いている方向に移動するためのスクリプトです。
OculusGoのコントローラータッチパッドのy入力に対応しています。
(スクリプトの名前がダサくてすみません…)
インスペクタの値はこんな感じ
アクティブなカメラがCenterEyeAnchorのものだったのでそれにしました。
6.Cubeやら好きなものを配置
ここまで来たら歩く世界を作るだけです。
Cubeを置くだけでも、アセットから引っ張ってきた場所を歩くもよし。
7.ビルド!
ビルドしてOculusGoで試してみて下さい。
多分酔うと思うので気を付けて下さい…
お疲れ様でした。
自分の向いている方に前後出来るようになりました。
めっちゃ酔います。 pic.twitter.com/H6b1c4GaZW
Oculus Goで病院を歩き回る pic.twitter.com/XU4tiBRwp3
感想
酔う、とにかく酔う。
Unity公式のVRチュートリアルにもFPSは酔いやすいので避けるべきって書いてあるしこれは要勉強。
しかし、VR空間で歩き回ることが出来たのであとはOculusGoのコントローラー入力周りを理解出来ればVRゲーが作れそうだけど、今日はもう被れません(体力的に)
VR開発楽しい、さようなら単位。
参考記事
GearVR x Unity - 視線や専用コントローラーで操作するサンプル
Oculus Go開発【コントローラー表示、クリック反応、移動、ポインタ、uGUI】 - トマシープが学ぶ
【連載】VRコンテンツの作り方 [15] Gear VR Controllerへの対応|開発ソフトウェア|IT製品の事例・解説記事
GearVRコントローラーをUnityで使う - のしメモ アプリ開発ブログ